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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

会員レポート

北村智恵・講座「指導者ゼミ ピアノを教える人に(2002.4~2004.3)」

2004年

「智恵マジック !?」
 二年間の指導者ゼミナールの講義は、瞬く間に過ぎてしまった。何事でも興味が湧く物事の時間の経過は速い。私的な事で あるが、私はこの講座を四年前に受講希望をしたが、定員枠いっぱいと言う事で二年間待たざるを得なかった。しかし終了した今は、待った価値がある講座であったと言える。レッスン内容的な講義の間に、楽典・ソルフェージュ・音楽史・楽曲のス タイル等のお話を聞き、その度にレッスンの中で必要に応じて組み込んで行けば、その人が将来特別に、机に向かって頭を抱 え込んで勉強する必要性は無くなる ... と本当に思ったのは、智恵先生のレッスン室に伺った時であった。部屋の壁全てが作り付けの書棚で、楽譜はもちろんの事、おびただしい数の参考資料が並んでいる。堅苦しい本とかではない。子供が手を伸ばせば、そこに今弾いている曲の風土の地図・写真・物語り等がある。知らない内に美術・文学の世界にまで誘われてしまう。私には「目から鱗 ... 」であった。まるでミニ図書館。子供でなくても、音楽をしている者にとっては何時間でも居たくなる 部屋である。私は感銘を受けた。「真の教育者に出会った」と。この二年間、智恵先生に教えて頂いた事は、ある意味では全て判っていた事であった。が、解ってはいない事ばかりであった。教材内容的な講義はもちろん、グループレッスンの必要性・ 発表会の在り方・子供と熟年層への対応の相違・体型等による奏法の個人差等、内容の量と深さに、クラス全員からいつも感 動と尊敬の溜め息が溢れた。そう ...「智恵マジック」である。ほんの少しの工夫で生徒は変わる。(智恵先生はいつもそう言って下さるが、先生の努力は並々ならぬ物である事は、うかがい知れる。)
 私は卒業したばかりの頃、教えると言う責任感が 自己本位の物ではなかったか。
 いかに上手にするか ... それが押し着せになっていたのではないだろうか。
 生徒一人一人が only one の花を咲かせる ... 何と素敵な事か。そしてその為にも、智恵マジックを頂いて私達が指導者としてonly one の花 を咲かせる時が来ている気がする。二年間、実質的な事以外に「心の在り方」まで考えさせて下さった智恵先生に、クラス全員よりここに御礼申し上げます。ありがとうございました。
(大阪市 I.K.)




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