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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

会員レポート

睦会の活動「遠足」

2011年4月24日

ちえ先生の生徒の保護者会『睦会』。睦会では、年1回行なわれる発表会「リトルピアニストのつどい」に向けての取り組みの一環として、また、生徒や保護者間の親睦をはかるために、さまざまな行事を行なっています。その1つである、睦会遠足に参加してきました。

睦会の遠足に参加して

 「みなさん、精進してください―。」
 その方は、子どもたちを前にして、お別れのご挨拶の最後にそう言われた。「がんばってください」と結ばれるだろうと、なんとなく思っていた予想がはずれ、頭を打って目が覚めたような感覚とともに、ずしりと重い何かを受け止めたかんじがして、今も目を閉じると、頭の中でそのワンシーンが繰り返される。
 去る4月24日、ちえ先生の生徒さんとその保護者の会である「睦会」の遠足に参加させていただいた。今年の"つどい"のテーマ「民謡を作品に取り入れた大作曲家たち」に因んでの小旅行、行き先は、滋賀県高島市。ここには、詩人トマス・ムーアが魅せられ「夏の名残のバラ」の詩に織り込んだ"オールド・ブラッシュ"という品種のバラが、アイルランドから移植され根付いているということで、まずはそれを見学した。まだ花はなく、柔らかそうな葉っぱが茂っているだけだったが、目をこらしてよく見ると、たくさんの蕾がついていたり、去年の花が赤いローズヒップになっていたりと、それを見つけただけでも楽しくなってきた。
 昼食後、先生のお友達で語り部をなさっている禅定さんという方と、そのお知り合いによるお話と演奏の会があり、アイルランドの古い伝説、琵琶湖の竹生島にまつわる民話、そして琵琶湖に自生する"よし"の笛と、「コカリナ」と呼ばれる木の笛の演奏を聴かせていただいた。お迎えした4人のみなさんはプロではないが、それぞれ、素朴で暖かいお人柄とともに個性がにじみ出る語りと演奏で、素晴らしかった。私は今、語りに興味があるので、今回のプログラムを楽しみにしていたが、節度のある声の調子で、とても丁寧に語られ、こちらはすっかりその世界に引きこまれてしまった。大袈裟な身振りや表情、誇張された声色は、一度もなかった。ピアノと同じだ・・・!
 ちえ先生も「大事なのは心だからね」とおっしゃっていた。 あっという間に帰る時間になり、締めくくりのご挨拶をいただいたとき、禅定さんがおっしゃったのが冒頭の言葉である。
 ここにも、子どもを見くびらない人がいた。


JR近江高島駅前にて撮影
遠足で訪れた際には、まだ開花していませんでしたが、その後、高島の観光協会の方が、アイリッシュローズの咲いている写真を送って下さいました。
(事務局 H.S.)




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