ようこそ。ちえの輪倶楽部のWebサイトへ。

「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

ちえ先生とわたし

子どもの目線に立って考えられた指導法との出会い

 レッスンをしてみて初めて、ピアノ指導の難しさを知りました。年齢が低い程、扱い方が解らず、いつも何かが欠けていると感じながら手さぐりでレッスンを続けていました。このままではいけない、何かヒントが欲しい、自分に力をつけたいと思い、色々なセミナーや、検定試験を受けていました。そんなある日、検定に必要なセミナーを東京で受けることになり、そこで初めて智恵先生のお話を聞いたのです。その内容は、楽譜の紹介や分析、テクニックの付け方などではなく、本当に子どもの目線に立って考えられた智恵先生独自の指導法でありました。手の形や年齢、能力など個性を見抜き、理解できる言葉で具体的に指導する。当然のことですが、私には気付かなかったことがたくさんありました。
 「わかる?」いつも何気なく訊いていた言葉が、どんなに子どもたちを不安に追いつめていたことでしょう。その上、返事がないと、解ったものと決めつけ、とにかく先へ進もうとしていた。何がわからないのかがわからないのに、それを見ようとしなかった私。個々を思い尊重し、互いに解かる言葉で話し、共に学ぶという大切な課程を飛ばしていたのです。セミナーの最後には涙を流しながら、子どもを見くびってはいけないと切々と熱くお話してくださる先生のお姿を見て、音楽を指導することの厳しさと、人に対する先生の愛情の深さを感じ、是非この先生に教わりたいと強く思ったのです。その出会いから約7年。今も先生からは、たくさんのことを教えていただいています。あの時、自分の甘さ、不勉強、不用意だったことを恥じて反省したことは、今でも忘れません。先生に出会い、ピアノ指導をすることで、私は学ぶ楽しさを知りました。ピアノ指導者というだけでなく、人として尊敬する智恵先生に毎月お会いできることを幸せに思います。その先生の背中を見ながら、少しずつでも前に進んでいけたらと思います。
(京都府長岡京市 U.A.)




前の記事→沖縄でも広がる ちえ先生の輪
次の記事→先生と出会って 気づかずに通り過ぎていたことにも 心が動くようになった

MENU

ページのトップへ戻る