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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

使っています!

「ピーターラビット ピアノの本」と別れたくない

 私は智恵先生と同じく、バイエルを教材として使用した事は一度もありません。ピーターラビットのピアノの本と出会ってからは、全ての生徒に使っています。指導していて感じるのは、音符を教えたり楽譜通りに正しく弾けるよう指導するというのではなく、音で表現するという音楽そのものを指導できる教材だという事です。それも、一番大切な導入期にです。最近は様々な導入教材が出版されていますが、どれもこれも音楽を学ぶのには不十分であったり、無理な進め方であると思います。ピーターラビットの本で学ぶ生徒達は皆、表現を楽しんでいます。
 昨年の初め、発表会をしました。一年程前から習い始めたYちゃんは「しずかなみずうみ」と「みずうみにうつる月のひかり」を演奏しました。4歳の子供なのできれいに弾く事は決して容易ではありません。しかしYちゃんは、とてもとても美しく弾いてくれました。両手にまたがるレガート、チェロで弾いているような左手のメロディー、和声感を感じること、後半のクレッシェンドとディミヌエンド、そして2曲続けて弾く事でのハーモニーの変化を感じる事。これら全てにおいてYちゃんは心からそれを感じ、音で表現しました。ほんの一年足らずで4歳の子供がここまでできるのは、やはりピーターラビットの本だからだと改めて思いました。
 今、Yちゃんは事情により休講されています。その最後のレッスンでのお母様の一言、「このピーターラビットの本と離れるのが本当に残念でなりません─」お母さん、私とのお別れは残念ではなくて?と聞きたいくらいでした。
(兵庫県芦屋市 O.E.)




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