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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

使っています!

生徒をよく見て 生徒から学ぶ

 この本は、指導者としての力量を問われる本だと思う。 楽譜には誰が見ても分かるよう、必要最低限のことが書かれてあるが、指導者はそこには書かれていない様々なことを読み取り、今、目の前にいる生徒の状態に合った方法で、その時に必要なことだけを、きちんと身に付くように教えなければならない。
 ピーターラビットの講座でも、毎回具体例を出しながら智恵先生が詳しく説明してくださるが、それは智恵先生の持っておられる引き出しの一部分で、本当は自分たち一人ひとりがたくさんの引き出しを準備出来ていないとこの本は使いきれないと思う。
 小学1年生の男の子が2巻の「アヒルたちが やってくる」を弾いたとき、左右の手が2オクターブはなれているという事は、子どもにとっては一度に見渡せないほど離れたポジションだと、恥ずかしながら初めて気がついた。しかし、智恵先生はそのことを初めから分かった上で「ゆっくり」と標示されている。そして「こねこのトム」のお話の中では、アヒルがぴた ぱた ぱたり ぱたと歩いてくるので、子どもはその様子を想像しながら安心してゆっくり弾くことができる、など、本当に子どもの事を考えて作られたこの本を、自分の中で消化して使えるよう、もっともっと子どもを見て勉強せねば、と心に誓う毎日である。
(大阪府茨木市 D.S.)




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