ようこそ。ちえの輪倶楽部のWebサイトへ。

「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

使っています!

生徒のためだけでなく 自分のためになる教本

 私は、子どもから大人に至るまで父の転勤もあって多くのピアノの先生に出会い様々なスタイルで教えていただいた。反面、根っこから一本の道を系統立てて一つ一つ積み上げた経験はなかったように思うし、ただピアノを弾くという行為に時間と労力を使って偏った勉強をしてきたのだなあと思う。そういうわけでピアノを弾く時も子どもに教える時も穴の空いている所がわかれば埋めながら進んできた。ピーターラビットの教則本を勉強するようになって<音楽を表現する=自分を語る=人に伝える>という目標に初めの一歩から系統立てて積み上げていく体験は生徒を導くためと思っていたが、実はとても自分のためになっていることに気がついた。子どものいい変化を感じながら私もピアノを表現するための確固たる基礎の一つ一つに意味があり一個ずつ積んでいくのが新鮮で楽しいと感じている。子育ての時の「育児=育自」をレッスンの場でも感じる。そういう音楽の中身の他に先生の様々なお話の中から私が心にとめている言葉。「子どもに一つの材料を指し示した時、子ども自ら感じ展開していく智恵、その力を信じて待つこと」「子どもが初めてピアノを始める瞬間のニコニコした笑顔、これを心に刻んでレッスンすること」このように音楽的内容から始まり、子どもに向き合う姿勢や心構えの言葉を授かり最後に常に智恵先生の姿勢そのものを見せていただいている。先日、BS放送で「野村万作氏」の対談があった。氏は「まっすぐな目線」で狂言の芸を磨き目上の人年下の人どんな人に対してもまっすぐな目線で常に向き合って表現することを心がけていると語っておられた。智恵先生が日々子どもにも私たち大人にもあたたかく真剣に誠意をもって向き合われる姿はまさしく野村万作氏と重なる。そして、私はピアノレッスンに始まり様々な人間関係においても根っこを感じながら信じて少しずつ進んでいこうと思うこの頃です。
(愛知・安城市 O.Y.)




前の記事→一曲ずつ「わかる」を積み重ねなければ 進めない本
次の記事→こんなところでこんな人にも...音楽の力を伝えるための力強いパートナー

MENU

ページのトップへ戻る