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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

会員レポート

北村智恵・講座「四手の愉しみ Ⅰ」

2004年

 幼い頃、私の遊びの中に"連弾ごっこ"がありました。相手は、友人であったり、祖母であったり、出来映えはともかく「楽し い!」という思いが心の中にあふれていたのです。特に幼な友達との連弾は、二人の友情を確認できる唯一のひとときでもありました。大きくなってからも、連弾の魅力は、常に私の心の中に居座っておりました。そんな思いを持ちながら智恵先生の講座に参加させて頂きました。
 曲目は、フォーレの『ドリー組曲』と、ビゼーの『こどもの遊び』。四手で弾くのがオリジナルというドリー組曲は、フォーレの友達の娘に書き綴られた曲で、純粋にピアノの音を楽しむ為に作られた作品です。私もその中のケティー(犬の名前)ワルツを 指導して頂きました。拍子のとり方や、セコンドからプリモヘつながるメロディーの受け方、ペダリングを教えて頂くと、本当に 音楽が生き生きと変わりました。『こどもの遊び』は、一曲一曲が標題のイメージ通りで、セコンドとプリモが美しく調和してい ます。メロディーラインを見つけた時の楽しみや、音量、音質をバランスよく弾く事の要求が、先生の指導ですぐさま輝いていく皆さんの様子に、ひきこまれたり、うっとりしたり、とても魅力ある講座でした。セコンドにすべての決定権があるという事、テンポやリズムは、その人の体の中にあるものなので、その通り出せるかは、"案"を出す事が指導のポイントである、という事を先生から教えられました。
 ソロで弾く楽しみと違って、連弾は一つの音楽を二人で作る共同作業。それがお互いをおもいやる心となり、そこに信頼が生ま れ、同じ感動をわかちあうことにつながります。素晴らしい愉しみがそこにあるのです。幼な心に感じ続けてきたものを再確認できた事が、大きな喜びとなりました。改めて智恵先生に感謝致しますと共に、次回も、楽しみで、待遠しくてなりません。冬に会う幼な友達と、もう一度、フランスのエスプリを奏でたい! と、今から胸躍る心境です。
(大阪府茨木市 S.M.)




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