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「ちえの輪倶楽部」は、音楽教育家・北村智恵を中心とした、ピアノ指導者サークルです。
音楽セミナーやイベント、コンサートを企画・運営、またピアノ指導者のネットワークづくりを行っています。

はじまり


ちえの輪倶楽部 発足にあたって/北村智恵
2002年5月15日 ちえの輪倶楽部案内号より転載

 人生には、予期せぬできごとや思いがけない不幸、そして不可抗力なできごとも往々にしてあります。そんなとき、生死を分かつほどのぎりぎりのところで、人を救ったり支えたりするのは一体何なのでしょうか。
 最も幸福なことは、そして理想は、それが家族・親友・恋人 など、「人の愛」であることです。でも、そのような「人の愛」 に出会えた人も出会えなかった人をも含めて、すべての人間を、究極のところで救ったり支えたりできるのは、やはり私は、宗教と芸術しかないような気がします。私の場合は、それが「音楽」という芸術だったのです。
 私が、今も、一人でも多くの人たちと音楽するよろこびや感 動を分かち合いたいと思い、音楽教育の仕事を選んだのは、た だそれだけの理由です。自分が本当に悲しかったとき、本当に孤独だったとき、本当にさびしかったとき、本当に辛かったと き、―― 子どものときからずっと ―― その時どきのそんな自分を、慰め、励まし、生きる力に繋ったのが「音楽」だったからです。そして、とりわけ、子どもや「障害」児・者、高 齢者と呼ばれるような社会的弱者に目が行ってしまうのも、おそらくそういう理由からだと思います。
 ピアノが上手になることではなく、ピアノを通して、人が生きていく力を持てること、そのような音楽教育をずっと目指してきました。本ものの音楽を求めていれば、必然的にピアノもうまくなるはずです。そんな私の音楽教育観に共感して下さる方がたのネットワークが今、生れようとしています。このことは、私の一冊めの本が出版されたときからずっと私自身も願っていたことでした。
 本当に音楽を愛し、本当に人を愛したいと思っている指導者 の皆さん、その思いがあれば必ず私たちは共に歩めると信じています。
 本当に「いい先生」とは、誰からも愛される先生のことではなく、誰をも愛せる先生のことではないかと、いつも私は思っています。



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ピアノ指導者のネットワーク/事務局
2002年5月15日 ちえの輪倶楽部案内号より転載

 一年で一番美しい季節に「ちえの輪倶楽部」の発足となりました。
 「ちえの輪」という言葉は、先生が書いていらっしゃる「ちえの輪通信」やムジカ工房の「ちえの輪サロン」などに使われている言葉です。智恵先生を中心に広がっていく輪をイメージしています。
 智恵先生の講座に伺うとき、先生にお会いできるのはもちろんの事、講座を聞きに来る仲間と会えることも大きな楽しみのひとつです。智恵先生の講座を聞きに来る、これだけでもう、共通した価値観を持ち合わせていると思うのです。そういう仲間が集まって、一つのネットワークを作ることになりました。
 先日、一緒に講座を受けている方がおっしゃっていました。「大作曲家は身を削ってでも素晴らしい作品を残してきたと智恵先生はおっしゃるけど、先生こそ身を削って私たちに音楽を伝えてくださっている」と。そして、次へと伝えていくのは私たちの使命でもあります。身を削ることはできませんが...。
 いくら学んでも学び足りない気がします。しかし、それを少しずつ少しずつ積み重ねていくことによって私たちがこれから伝えていくべきことが少しずつ見えてくるのではないでしょうか?
(智恵先生に) 出逢いての 後の心にくらぶれば 昔はものをおもはざりけり
もちろん、恋心ではなく、音楽に対する心、指導に対する心です。
 様々なセミナーやコンサートで出会った方々、そして今後新たに出会える方々とも、ちえの輪倶楽部で内容の濃いおつきあいができ、励ましあい、刺激しあい、向上できる仲間でありたいと思います。智恵先生ならではのあたたかいイベントや、会員同士が積極的に様々な形で活動できる場を創っていきたいと思っております。皆様とご一緒に「ちえの輪」をつないでまいりましょう。



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