ちえの輪セミナー

ちえの輪セミナー 夏休み特別企画

2014年8月3日(日) クロスパル高槻 8Fイベントホール
ナビゲーター:北村智恵  ピアノ:林佳勲

親と子のための 「ブルクミュラー」コンサート

「ブルクミュラーコンサート」が盛会のうちに終わりました。先生の解説を受けて演奏してくださった林佳勲さんのピアノの音はとても美しく、心から楽しめて、本当のテクニックとはこういうものなんだと、みなさん納得して帰られたことと思います。ちえ先生、林さん、そしてご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

第14回ちえの輪セミナー

2013年10月18日(金) カワイ梅田コンサートサロン”ジュエ”
講師:北村智恵

ショパンの魂「マズルカを弾こう」

ショパンが少年期から晩年まで生涯にわたって書き続けた「マズルカ」には、故郷ポーランドへの思いが日記のように綴られています。ショパン作品の中でも重要なジャンルである「マズルカ」に焦点をあて、「ショパンにとってのマズルカとは何か」をショパン研究を長く続けてこられた北村智恵先生にレクチャーしていただきました。
民族舞曲としての「マズルカ」をDVDを見たり、CDを聴いて体感したあと、ショパンがどのようにその要素を使い、単なる舞曲ではなく芸術作品にしていったのかを、受講生の方たちの演奏を聴きながら、学びました。
当日は60名超の方にご参加いただき、会場はほぼ満席となりました。御来場ありがとうございました。

ちえの輪セミナー in和歌山

2013年8月19日(月) 和歌の浦アートキューブ 
ナビゲーター:北村智恵 ピアノ:細田紗希・中西純子・北聖子・望月優

夏休み 親子コンサート

1月に大阪で開催された「親と子のための ニューイヤーピアノコンサート」が大変好評を得たため、ぜひ他の地域でもやってほしいという声にお応えして、開催された、「夏休み親子コンサートin和歌山」。
1月に演奏された、「アラベスク」「乙女の祈り」等に加え、”夏”らしい、「夏の夜のワルツ」や「夏の思い出」、また、モーツァルト”親子”(レオポルト、アマデウス、クサヴァー)のそれぞれの作品などが演奏されました。
曲と曲の間に、ちえ先生が解説や楽しいお話をして下さることで、おばあちゃんおじいちゃんやお母さん、ピアノの先生、そして、たくさんの子どもたちが、興味を持って演奏を聴いて下さいました。

第13回ちえの輪セミナー

2013年7月21日(日) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

音楽あそび ―楽しく学ぼう 音楽の形式―

夏休み特別企画も、4回目となりました。今回は、3部形式、ソナタ形式、ロンド形式、ポプリ形式等々、音楽におけるさまざまな形式を、机上の論理としてではなく音として聴き、体を使って理解する講座です。 形式を知ると、練習の仕方を工夫でき、また、能動的な鑑賞ができるようになります。
大人から子どもまで、さまざまな年代の、ピアノ学習者やそのご家族、指導者の方々がご参加下さいました。

ちえの輪セミナー 特別企画

2013年1月27日(日) 高槻市立総合市民交流センター 
ナビゲーター:北村智恵 ピアノ:清水道代・岡野弥生・北聖子・望月優

親と子のための ニューイヤー ピアノコンサート

「乙女の祈り」「エリーゼのために」「アラベスク」…ピアノ発表会の定番曲や、クラシックといえば…という有名な曲ばかりを集めたコンサート。
誰もが一度は聴いたり、弾いたりしたことのある曲ばかりでしたが、ちえ先生の解説や、実際演奏を聴くことで、「本当はこんな曲だったのだ」と知ることができるコンサートでした。
日曜日開催ということもあり、おばあちゃんや、お父さんと一緒にたくさんのこどもたちにコンサートを楽しんでいただくことができました。

第12回ちえの輪セミナー

2012年11月20日(火) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

ドビュッシーのエッセンス

今年、生誕150年を迎えたフランスの作曲家、ドビュッシーを取り上げました。
今までの作曲技法にとらわれない新しい音楽を生み出したドビュッシーの作曲家としての人生と、その魅力にせまる講座となりました。
初期の作品「アラベスク」と、ユーモア、皮肉、音の響き等ドビュッシーらしさが随所に散りばめられた「子どもの領分」と聴き比べながら、ドビュッシーの作品の変遷を学びました。
ドビュッシーの生涯と交友関係がわかる年表を、ちえの輪倶楽部事務局が作成。当日配付いたしました。

第11回ちえの輪セミナー

2012年8月5日(日) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵 特別講師:梅垣信夫

もっと知りたい!ピアノ

毎日、弾いている「ピアノ」のこと、どのくらい知っていますか?
――今回は、カリスマ調律師、梅垣信夫氏に特別講師として来ていただきました。
外からは、鍵盤、ペダル、大きなフォルムぐらいしか見えませんが、音を出すための仕組み「アクション」には約6000個の部品が使われているのです。鍵盤押さえる深さはたった1センチ、その小さな動きで何十種類、何百通りの音(音色)を作りだせるのですから、ピアノは素晴らしい楽器ですね。そして、0.0何ミリの狂いが音に影響するのですから、日頃のお手入れがとても大事で、調律師さんとの関係も大切だということを改めて認識するセミナーとなりました。

ちえの輪セミナー 特別企画

2012年1月31日、2月21日、3月13日(火) ちえの輪サロン(ムジカ工房内)
講師:北村智恵

楽譜出版記念 3回連続セミナー 『ハノン120%活用術』

2011年、北村智恵著「ハノン120%活用術」が出版されました。タイトルにもあるように「120%」活用するためには、どうすればいいのか、ちえ先生のレッスンをみてみたい、という会員の多くの声を、実現。ムジカ工房のレッスン室で、スタンウェイのピアノを使って、受講者が実際に、「ピアノを弾く正しい姿勢」や「マルカート奏法」などを体験。レッスンを受けたり、見本を見ながら、「楽に、美しい音で弾く」ことを学びました。
「ハノン」は指の訓練ではなく「耳の訓練」の本だという先生の言葉。
美しい音を本気で求めれば、おのずと練習の仕方が変わってくる…ということを体で感じることのできるセミナーとなりました。

第10回ちえの輪セミナー

2011年10月18日(火) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

リスト生誕200年記念 リストを弾こう ~ピアノ組曲『クリスマス・ツリー』~

リスト生誕200年を記念した、ちえの輪セミナー。
リストが晩年、孫娘のために作曲した「クリスマス・ツリー」というピアノ組曲は、あまり知られていないが、リストがどんな作曲家であったかを知るのに大変有効な教材といえます。
リストは、カリスマ的人気のピアニストでしたが、晩年、出家しており、数多くの宗教曲を作曲、この「クリスマス・ツリー」もその一つと言えます。また、この作品では、交響詩を初めて作り出したリストの作曲上の新しい試みの一端を見ることができます。
作曲家としてのリストを改めて知ることができたセミナーとなりました。

ちえの輪セミナー 夏休み特別企画

2011年8月4日(木) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

みんなで楽しく 音楽あそび~先生と家族とお友だちと一緒に、はじめよう~

2009年に開催し、大変好評得た、『音楽あそび』の第2弾。
今の子どもたちは、昔の子どもより「リズム感」があるというのは、本当でしょうか?──いいえ、子どもたちの本来持っている、または生活の中で養われるべき「リズム感」が、生活スタイルの変化で失われているのです。
だからこそ、『音楽あそび』を積極的に取り入れて、音楽によって楽しみながら、生きていくために必要な能力を身につけましょう。その能力は、きっと、ピアノ演奏にも生かされることでしょう。
夏休みということもあって、たくさんの子どもたちが参加し、本当に楽しみながら『音楽あそび』を体験してくれました。保護者の方がたや、ピアノ指導者とっては、今の子どもたちの現状を認識し、生活スタイルやレッスン方法を見直す機会となったのではないでしょうか。

第9回ちえの輪セミナー

2011年2月21日(月) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

左手の表現力 ~あなたのレッスン、右手偏重になっていませんか?

「ピーターラビット ピアノの本」を使って、右手と同じように左手を自由にコントロールできるようにするための指導法を著者である北村智恵先生から具体的な例を挙げながら、わかりやすく教えていただきました。
今回の講座で取り上げられたレッスン方法の具体例の一部を、ちえの輪倶楽部会報34号に掲載しています。ぜひご参考に♪

ちえの輪セミナー 特別企画

2009年12月25日(金) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

ちえの輪倶楽部 on Xmas Day~クリスマスって本当はどんな日なのでしょう。お話や音楽を聴いて、楽しいひとときを過ごしませんか。~

ちえの輪倶楽部でクリスマス会を開催しました。ちえ先生からクリスマスのお話や音楽を聴き、改めて「クリスマス」の意味を考えることで、私たちが学ぶクラシック音楽を生み育ててきた「キリスト教文化」「教会音楽」と出会うことのできる講座となりました。 また、今回は通常のセミナーから離れて、指導者、その生徒、保護者、参加者全員で、昼食を一緒に食べたりゲームをしたりと、親睦を深められるプログラムを取り入れ、楽しい会になりました。

[プログラム]
お話「クリスマスってどんな日?」/ミニ・コンサート/昼食/
お楽しみゲーム

ちえの輪セミナー 夏休み特別企画

2009年8月24日(月) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

メソード期に取り入れたい「音楽あそび」

メソード期(ピアノを習い始めた頃)にどんな活動を実践すれば、音楽の基本的な能力を楽しく身につけることができるのでしょう?子どもたちと一緒に、あなたも体を動かしてみましょう。
音楽を演奏するのに必要な、拍節感、テンポ感、拍子感、リズム感、音感といった要素は、メソード期(音楽を通して楽典を学ぶ導入)の間に基本的なこととして身につけておきたいものです。
講座では、習い始めの生徒たちが、それらの要素を楽しんで活動しながら体得できるさまざまなアイデアとその指導法を、ちえ先生に、実際に子どもたちを指導しながら紹介していただきました。指導者も参加し、ちえ先生が具体的にどのように指導されるのか、その言葉のかけ方や目線の動きをライヴで見せていただくことで、指導者としての在るべき姿を学ぶ講座となりました。

第8回ちえの輪セミナー

2009年2月6日(金) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

「音で描く人・啓く人」~メンデルスゾーンとシューマンの遺したもの~

一般に「ロマン派」と”ひとくくり”にされている19世紀の作曲家たちは、一人ひとり、まったく”ひとくくり”にはできない個別の特徴と個別の手法を持っていました。それほど、各人の音楽に対する考え方や、それに伴って生き方も異っていたということです。たとえば、2009年に生誕200年を迎えるメンデルスゾーンと翌年生れたシューマンとでは、音楽に対する考え方の違いから、その創作活動や作品そのものの特徴までまったく異ったものになっています。講座では、メンデルスゾーンとシューマンに象徴される19世紀「ロマン主義」の多様性とその豊かさについてフォーカスし、貴重な資料も披露されました。

第7回ちえの輪セミナー

2008年1月7日(月) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

「レントラーからワルツへ」 ~ワルツとその周辺~

「ワルツ」という舞曲は19世紀以降現代に至るまで、その名を知らない人はいないと思われるほどにポピュラー化し、キャラクター・ピース名にもなり、今では「3拍子」の楽曲の代名詞とさえなっていますが、その前身であるところの「レントラー」は意外なほど一般的には知られていません。
シューベルトやベートーヴェンが好んで書いた「レントラー」の素朴さと愛らしさの魅力を再認識し、その歴史や作品の時代背景を知ると共に、様式化されたレントラーとワルツの、ピアノ・レッスンにおける「音楽的価値」を知ることができる講座となりました。

第6回ちえの輪セミナー

2006年10月30日(月) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵 特別講師:田村進

「ショパンの原風景」

ポーランド音楽の研究家である田村進先生をお招きし、ショパンの音楽の本質と演奏について、智恵先生と対談していただきました。ショパンが少年時代に見たと思われるマゾフシェ地方の舞踊を、音楽、楽器、衣装にいたるまで正確に再現されたビデオを鑑賞し、田村先生に解説していただき、それらの民族舞曲の要素が、ショパンの作品にどのように反映されているか、実際の演奏を聴くことで納得することができました。ショパンが自国の民謡や舞曲を独自の手法で様式化し、芸術へと高め、ポーランドという国とその文化を後世の人々に伝えようとしたその心を思い、大変胸が熱くなりました。

第5回ちえの輪セミナー

2005年10月19日(水) 大阪市総合生涯学習センター
講師:北村智恵

今こそ連弾! ピアノ指導の原点をレッスンに生かそう

会員からの要望が多かった連弾のセミナー。ドビュッシー「小組曲」と北村智恵「ピアノパートナー」をテキストに、公開レッスン方式で行われました。ふたりで息を合わすこと、相手の音をよく聴きバランスよく音を出すこと、譜めくりはふたりで相談して手の空いている方がすること、声部を越えたフレーズを読み取ることなど、指導のポイントが紹介されました。連弾は、ピアノ演奏上の大切なことと、他者への気遣いという人間としての大切なことの両面学べるすぐれた教材であるということを心から感じました。

第4回ちえの輪セミナー

2004年11月30日(火) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵

「わかっテル? バガテル?」

ベートーヴェンのバガテル全曲を俯瞰した後、6つのバガテル Op.126 を取り上げ、交響曲第9番や後期の大規模なソナタを作曲していた頃に作られた「ちょっとした」作品に見えるベートーヴェンの意外な素顔に迫る講座となりました。この小品には、後にシューベルトやシューマンに影響を与えることになる、調性に関する斬新な試みが見られるという先生のお話は非常に興味深いものでした。

第3回ちえの輪セミナー

2004年2月22日(日) ぱるるプラザKYOTO
講師:北村智恵

ワークショップ「教えないピアノレッスン」

生徒に何でも教え込み、楽譜どおりに弾けば合格、というレッスンにならないように、生徒が自身の音楽活動によって音楽記号や発想記号の意味を導き出すことができる指導のためのアイデアがたくさん紹介されました。受講者自らが体験するワークショップ形式で行われ、音楽ってこんなに楽しいんだと実感し、レッスンに明るい展望を持つことができる講座となりました。

第2回ちえの輪セミナー

2003年9月25日(木) 高槻市立総合市民交流センター
講師:北村智恵 特別講師:梅垣信夫

「ピアノを知る」~レッスンに生かそうピアノのメカニズム~

調律師の梅垣信夫氏を迎え、”ピアノ”のメカニズムについて講義を受けました。ピアノという楽器の特性や構造の変遷の話を聞き、内部の構造を模型を見ながら学び、その後、音の美しさや響きは、タッチの具合、重心のかけ方、打鍵のスピード、ペダルのタイミング等で大きく変化することを、実際のピアノ演奏を聴いて実感しました。86名の参加があり、熱気溢れるセミナーとなりました。

第1回ちえの輪セミナー

2002年11月19日(火) 旭堂楽器店サンホール(京都)
講師:北村智恵

「クリスマスと音楽」

「クリスマスの音楽」と切り離すことのできないキリスト教を文化として学び、生徒にもそれらのことを音楽の背景としてきちんと教えなければならないというお話でした。後半には、クリスマスに関連するキーワード、「星」「鐘」「コラール」「聖母マリア」「教会」などに基づく、クリスマスの時期に生徒たちが弾ける曲が紹介されました。