総会

第13回総会

2014年4月25日(金) カワイ梅田コンサートサロン”ジュエ”
講師:北村智恵 ピアノ:望月優

イベント:「ピーターラビット」からクラシックへ~レクチャーコンサート~

今春、北村智恵著ピアノメソッド「ピーターラビットピアノの本」がリニューアル!その記念として、総会のあとレクチャーコンサートでは、「ピーターラビットピアノの本」の曲とクラシック作品の数々と並べて演奏されました。ちえ先生のメソッドで習ったことは、今後いろんな作品に出会う子ども達を導いてくれること、習い初めから「音楽する」ということを、耳で聴いて納得できるレクチャーレクチャーコンサートでした。
遠方の方や「賛助会員」の方たち、合わせて60名超の会員の方がたにご参加いただきました。
懇親会では、眺望のすばらしいレストランで、和やかな雰囲気の中、食事会が行われました。

第12回総会

2013年5月29日(水) 堺筋倶楽部
講師:北村智恵 ピアノ:望月優

イベント:「午後のファンタジー」~堺筋倶楽部でのコース料理&とっておきのコンサート~

大正ロマン薫る建物の中につくられたレストラン・堺筋倶楽部で、厳選された食材と細やかなこだわりから生れるハイセンスな料理をいただき、智恵先生のレクチャーとともに美しいピアノの演奏を聴く、贅沢なひととき。
心豊かな音楽人でいるために――。

総会のあとの特別講演は、「ピアノの先生に元気になってもらえる会」をテーマに、着席スタイルでのお食事&ちえ先生のレクチャーコンサートとしました。和歌山、兵庫、広島など遠方の方や「賛助会員」の方たち、合わせて60名超の会員の方にご参加いただきました。

第11回総会

2012年7月15日(日) 高槻現代劇場 中ホール

イベント:「出会いなおす」~北村智恵ピアノ教室「リトルピアニストのつどい」を聴こう~

ちえ先生のピアノ教室が40周年を迎えました。
今回は、そのピアノ教室の第40回ピアノ発表会「リトルピアニストのつどい」を見て(聴いて)いただきました。「子どもをみくびらない」「あきらめないで待つこと」「音楽は音で何かを表現すること」「音楽によって人と人とが共感し合い繋がり合うこと」――ちえ先生のいつもの言葉を、生徒さんたちの演奏から感じ、「音楽教育とは何か」を自身に問い直す一日となりました。
発表会の見学のあとは、北村智恵ピアノ教室40周年記念パーティと合同でちえの輪倶楽部親睦会を開きました。

第10回総会

2011年6月13日(月)

特別講演:「音楽の底力」(北村智恵)

音楽は、一般に「衣食住」に比べて、必需品ではないと思われがちです。でも、一個のおにぎりが一人の人の命を救うのと同じくらい、一曲の、心のこもった音楽が、人の心を癒やしたり励ましたりするのも事実なのです。~「音楽の底力」を、こんなときこそ伝えあいたいのです。  …北村智恵

講演「音楽の底力」では、音楽の持つ可能性について再認識し、今自分が出来ることとは何か、音楽にできることとは何か、そして仲間たちと一緒に何を始められるのか、を考える機会を与えていただきました。
ちえの輪倶楽部の皆さんと出会えたのも、「音楽」の力。その出会いに感謝し、ひとりではできなくても、「音楽」によって結ばれた仲間とともに、できることを探していきたいと思っています。

第9回総会

2010年5月24日(月)

特別対談:「片手のピアノ」から学ぶもの(左手のピアニスト 智内威雄氏)

音楽とは、自分自身を語るもの、 そして、人を慰め励まし、希望や幸福感を与えるものです。 …北村智恵

今回の特別対談には、ゲストにピアニストの智内威雄さんをお迎えしました。智内さんはドイツ留学中にジストニアという病気を患われ、右手の演奏を断念。以来、左手のみの演奏で、その可能性を追求しながら自分自身を語り続けていらっしゃいます。一方、北村智恵先生は、みなさんご存じの通り、「どんな条件の中にあってもピアノで自分自身を語れる人」を育てることを天職とされています。そんなお二人に、ピアノについて、音楽について、人生について、たっぷりとお話いただき、また、智内さんの演奏を聴かせていただきました。

第8回総会

2009年6月4日(木)

特別講演:「子どもの眼の高さで歌おう」(北村智恵)

25年前にちえ先生が書かれた「子どもの眼の高さで歌おう」を取り上げてお話していただきました。この本は、どのページを開いても生徒への深い愛情と洞察に満ち、心に響きます。読むたびに音楽とは何か、音楽教育はどうあるべきなのか、その原点に立ち戻って考えさせられます。
 出版されて25周年という記念すべきこの機会に、長年読まれ続けているこの本を、もう一度読み直しました。初めて読んだときの感動を思い出し、またそのときには気づかなかった新しい発見をしたり…。交流会では、そんな皆さんのいろんな思いを共感し合うことができました。

第7回総会

2008年6月11日(水)

特別講演:「本当に愛すべきもの」(北村智恵)

ピーターラビットとその仲間たちの物語は、世界各国の言語に訳され、百年を超えた今も、世界中の子どもたちやおとなたちにも愛され続けている、イギリスが世界に誇る児童文学(絵本)です。にもかかわらず、その作者 ビアトリクス・ポター自身のことや、彼女の見事なまでの一徹な生き方についてはあまり広くは知られていません。
 1866年に生れ、ヴィクトリア朝時代の封建的な精神風土の中、富裕な上流階級の、典型的な箱入り娘として育った彼女が、その時代―女性が仕事を持つことなどなかった時代に、絵本作家となり、美しい自然を残すためにナショナル・トラストのリーダーとして、農業と羊の飼育に人生を費やし、自然を、小動物を、人を、世界中の子どもたちをも愛し続けた、そんな彼女の生き方から、私たちは今こそ、多くのことを学び、本当の「愛すべきもの」を再確認したいと思うのです。 …北村智恵

第6回総会 in浜松

2007年7月31日(火)~8月1日(水)

イベント:「ちえ先生と行く楽器博物館」特別講演:「現在の電子楽器と将来」(梯 郁太郎氏)

浜松市楽器博物館では…
チェンバロをはじめ、300年前にクリストフォリの作ったピアノ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンが愛用したそれぞれのピアノ、そして金属フレームに敏捷なアクションを備えた現代のピアノまで、一堂に展示されています。今回は、特別に学芸員の方に展示品を弾いていただき、生の音を聴かせていただきました。また、なかなか間近で接する機会のない他の楽器(ハルダンゲルフィドル、バグパイプ、ハーディガーディ等)についても、展示があり、名曲誕生の必然性を”楽器”の視点から考える、まさしく「百聞は一見(聴)にしかず」のセミナーとなりました。

ローランド㈱浜松研究所では…
工場見学のあと、梯郁太郎氏による記念講演を行ないました。
心から音楽を愛し、電子楽器の可能性を極限まで追求することに一生をかけておられる氏の人生を知って、私たちはこれほどまでに音楽に情熱を持ち続けているだろうか、ということを自分自身に問い直す機会になりました。また、知っているようで実はよく知らない電子楽器を学ぶことによって、逆にアコースティックの本質・特徴をより深く理解できました。

第5回総会

2006年5月29日(月)

特別講演:「ピアノ未満・・・」(北村智恵)

私たち指導者はどんな条件を持った生徒にも妥協せず、本当に大切なことにこだわり続ける努力をおしまず、良い結果を出さなければなりません。失敗は許されないのです。また、生徒のその日、その時の状態をよく観察し、しなやかに対応しなければなりません。 …北村智恵

第4回総会

2005年4月28日

特別対談:フォーカスが語る「芸術」と「人生」(写真家 長島義明氏)

長島氏は、世界各国で、主に「人間」を撮り続けている写真家です。先生は長島氏のある作品を偶然目にして「写真が芸術と呼ばれるのはこういうことだったのだ」と思い知られたそうです。
私たちもスライドで長島氏の作品を見せていただきました。この一瞬を誰かに伝えたい、という思いでシャッターを切るのだそうです。
「結果が出るまでに何年もの長い年月を必要とする音楽教育」と、「長い年月をかけた営みの連続の中での一瞬を捉える写真」という異なる二つの世界には、時間という共通項が存在するのでした。

第3回総会

2004年4月22日(木)

特別対談:「絵を聴く・音を見る」(絵本作家 永田萠さん)

永田 萠さんの絵本「しあわせの季節(とき)」をスライドで見ながら智恵先生が朗読して下さいました。
やさしく美しい色彩の絵に智恵先生のリズミカルな声が響き、私たちはうっとりと絵本の世界へ・・・。
続く対談では、小さなことでも見逃さず、美しいものを美しいと感じられる心を大切にすること、女性が仕事を続けるためには、一番身近な人に理解してもらえるよう、仕事も家事も精一杯努力する必要があることなど、私たちの生き方のヒントをたくさんいただきました。

第2回総会

2003年5月29日(木)

特別講演:「音楽にできること」(北村智恵)

本ものの「音楽」が、どのような時代、どのような状況にあっても、人の心を支え、励まし、人びとの心を繋ぐのは、音楽そのものが人間の愛と祈りから生まれたものであるからだと言えます。
音楽がすべての人のものでありさえすれば、それは、人々が幸福に生きられる世の中であることへの大きな希望となるでしょう。 …北村智恵

第1回総会

2002年6月27日(木)

特別講演:「ピアノを教える人に」(北村智恵)

大切なのは、ひとりひとりの生徒それぞれに、いかに誠実に接するかということです。そして私達は、レッスンでピアノを弾く技術を教えるだけでなく、豊かな感性や自分自身を語る力をそだてていかなければなりません。 …北村智恵